せきとたんの研究室

咳や痰(たん)が止まらないときの対処法

「咳が続いてなかなか良くならない…」「夜も咳き込んで眠れない…」
「痰(たん)が気になって集中できない…」そんなことありませんか?

特に夜は体が休息するためにリラックスしようとして、神経の働きで気管が狭くなります。そうして昼間と同じように細菌やウイルスを体外に排出しようとするとうまくいかないので咳がひどくなります。そのため風邪が治っても咳がとまらない、ということが起こるのです。

咳や痰(たん)をとめるにはどうしたらいい?

咳や痰(たん)は、気道内の細菌や異物などを吐き出す働きがある為、むやみに止めるべきでありませんが、睡眠など日常生活に支障が出てしまうようなら対処しましょう。一番の対処法は、乾燥を防ぐことです。洗濯物を干したり、加湿器を使用して部屋の湿度を保つのもいいですが、他にも次のような対策がオススメです。

横向きに寝る
横向きは、うつ伏せや仰向けより気道を確保できます。うつ伏せや仰向けで気道を圧迫する体勢では、咳が出やすくなってしまうのです。また、寝るときに上半身側が少し高くなっているような姿勢にすることも効果的です。それにより、呼吸がしやすくなり咳が軽減されます。寝るときに上半身側が少し高くなるように何か下に敷くなど、試してみましょう。
濡れマスクをつける
濡れマスクは喉、鼻の粘膜を潤す効果が非常に高いですが、一番オススメなのが就寝中です。風邪ウイルスは、昼間は鼻の粘膜や口の中の唾液などで体内へ侵入するのを防ぐことができますが、夜寝ているときは抵抗力が下がるため、体内へウイルスが侵入しやすくなります。
暖かい飲み物を飲む
飲み物で喉を温めることにより気管を広げ、呼吸を楽にすると咳が治まりやすくなります。痰(たん)を伴う咳の場合は、喉を直接湿らせることで痰(たん)を体外に排出しやすくなります。ただし、ウーロン茶は油を分解する効果があり、喉に必要な油まで分解してしまうので避けましょう。オススメはハチミツ生姜湯です。生姜は体をあたためてくれ、冷え性にも効果があります。
漢方を活用する
漢方では、「咳」「痰(たん)」という症状から、根本的な原因を突き詰め治癒を目指します。たとえば「咳」の症状に対しては、「咳」を抑えるのではなく、その原因となっているからだの状態を見極めます。ここでは咳や痰(たん)の傾向から、効果的な漢方薬をご紹介します。