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かぜをひくと、からだは体温を上昇させ、ウイルスの増殖を防いで治そうとします。しかし、さむけがあり背中がゾクゾクする初期のかぜは、体温が上がってもさむけが続きます。水っぽい鼻水が出て、頭痛や関節の痛みが出るのが特徴です。かぜにかかったら、まずはからだを温めて治癒を早めることが大切です。
「葛根湯」は、からだを温める代表的な漢方薬。からだを温め、発汗作用によりからだの熱を下げます。さむけのする様なかぜのひきはじめや頭痛、筋肉痛などの症状によく効きます。 |
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かぜの引きはじめで、ゾクゾクとした悪寒があり、くしゃみやうすい水のような鼻水を伴うことがあります。これはからだの冷えが原因と考えられます。体内に病的な水分がたまると、水分代謝がうまく行われず鼻水は止まりにくくなります。
「小青竜湯」は、体内の水分バランスを調整する漢方薬。からだを温めるとともに、水分代謝を促進し、初期のサラサラとした鼻水によく効きます。眠くなる成分は入っていないので、受験生にもおすすめです。冷たい飲み物や生野菜は控えてからだを温めるようにしましょう。 |
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のどがはれて唾を飲み込んでも痛い、口の中が渇く、熱っぽいなどの症状も、かぜのひきはじめによく見られる特徴の一つです。これらの炎症性の症状を鎮める対策を取りましょう。
「銀翹散」は体内の熱を鎮める漢方薬。熱があっても悪寒が強い方は服用を控えるようにしましょう。かぜの初期に服用することで効果を発揮します。また、かぜで高熱が出た時などは水分不足になりやすいので、こまめに水分を補給しましょう。 |
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かぜが続くと、症状がからだの奥で現れるようになり、胸のあたりからせきが出ます。また、かぜの後期には微熱やはきけ、腹痛を伴う胃腸炎、食欲不振などの症状も見られます。からだが弱くなっているので、症状を抑えながら抵抗力を強める薬を選びましょう。
「柴胡桂枝湯」は上腹部の症状を改善し、はきけのあるかぜに効果がある漢方薬です。からだの内部の炎症にはたらきかけ、はきけ、胃腸の症状を緩和します。かぜの後期で体力が落ちている方、みぞおちのあたりが苦しい方におすすめです。流行性のはきけのあるかぜにも効きます。 |
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かぜが進行すると、せきや微熱が続くなど、体力が消耗されます。とくにせきは、最初は軽い症状でも慢性化する可能性が高いので気をつけましょう。せきの中でも、顔を真っ赤にしてせきをする、黄色の粘りのあるたんが出る、口の中が渇くなどの症状が見られる場合に適しています。
「五虎湯」は消炎作用でせきを抑える漢方薬。呼吸器の炎症を鎮めます。さむけがなく、汗をかいたりするせきに効果的です。 |
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かぜの後期になり、せきが慢性化すると呼吸器の水分が失われます。そのため肺にうるおいがなくなり、乾燥性のせきに変わっていきます。高齢者にもよくみられる症状です。
「麦門冬湯」は体内のうるおい不足を補いながらせきを鎮め、弱ったからだに元気をつけていく漢方薬。気管支の粘膜をうるおします。せきの治療に広く用いられ、気管支炎や気管支ぜんそく、空気が乾燥する季節のせきに効果があります。粘膜のうるおいが低下しているためにおこる空せきにも効果的です。 |
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